ななさちに、みちほにひかり、ほしふらす&四季の森羅万象の移り変わる姿は、先人の心を激しく揺さぶつた!!
今年も、市役所前桜どおりの桜を満喫できる。
桜の季節かやつてきた!!
言われは知らぬか、『散るさくら、残るさくらも、散るさくら』の常用句か脳裏をよきる。
和歌集『さかみのかさね』「ななさちに、みちほにひかり、ほしふらす」より。
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一、ななさちに、みちほにひかり、ほしふらす、みよおきいつる、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにむすへ、ほしななに、やまおきここの、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにおとめ、ほしひかり、ふりおきみよに、のにふりかさね。
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一、ななさちに、みちほにいつる、ほしむすへ、ななつきやまに、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにここの、ほしおとめ、ひめつきふらす、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにみよに、ほしいつる、むすつきななに、のにふりかさね。
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一、ななさちに、みちほにやまに、ほしここの、おとゆきひめに、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにふらす、ほしみつる、よにゆきいつる、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにむすへ、ほしななに、やまゆきここの、のにふりかさね。
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一、ななさちに、みちほにおとめ、ほしひかり、ふりつきみよに、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにいつる、ほしむすへ、ななつきやまに、のにふりかさね。
一、ななさちに、みちほにここの、ほしおとめ、ひめつきふらす、のにふりかさね。
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我が國の四季の森羅万象の移り変わる姿は、先人の心を激しく揺さぶつた。
彼等は、其の想いを色々なかたち(和歌、小唄、新内節、長唄、端唄、民謡、演歌、謡曲、浪曲、能楽、漫才、狂言、茶道、花道、落語、文楽、講壇、浄瑠璃、工芸、陶芸、園芸、盆栽、文学、食文化、神道、武道、神道、祝詞、建築、織物、等々)で後生に残した。
弥生十七日、記す、ひめつきふらす、のにふりかさね!!
あやのうさき(天つ國、在住)